ご相談実例

• 慰謝料約36万円の増額見込みがありました

  

  お困り事など具体的な相談内容をお聞かせください。弁護士と、サポートメンバーが対応いたします。

  慰謝料について相談させてください。

  先日保険会社から賠償金の書類が届きましたが、
  日額4200円 × 実通院日数 × 2
  という風に慰謝料が計算されていて、これは妥当なのでしょうか？

  事故は後ろから追突されて、過失割合は100:0です。
  病院では頚椎捻挫と診断されました。

  

  ご相談ありがとうございます。
  大変な事故でしたね。。

  慰謝料の妥当性について知りたいということですね。

  はい。
  なぜ倍になってるのかもよくわからなくて・・・

  通院期間は90日で通院回数は20回でした。

  

  自賠責基準（最低額）で計算されているようですね。

  ・通院期間
  ・通院回数 × 2
  を比較して、少ない方に4200円をかけたものが自賠責保険の慰謝料になります。

  ですが、任意保険であれば弁護士基準での交渉が可能なので増額の見込みがあります。

  そうなのですね。

  弁護士基準というのは何でしょうか？

  

  弁護士が交渉する際に、過去の判例を元に基準にする慰謝料ですね。

  

  慰謝料の妥当性を知りたいということであれば、弁護士基準での慰謝料を算定いたしましょうか？

  お願いします

  

  こちらが届いた紙です。

  

  拝見しますね。

  算出いたしますので、しばしお待ちくださいませ。

  

  傷害慰謝料に関しまして16.8万円と記載がありますが、
  弁護士基準ですと約53万円を軸に交渉することが可能です。

  ニャンマさんの場合、治療期間は長いですが実際に通院された日数が少ないため、
  基準の違いによる金額の開きが大きくなっています。

  そうなんですね。
  こんなに金額が変わるとは思っていませんでした。

  

  ここから示談交渉になりますので、
  53万円からはある程度妥協することになるかもしれませんが、

  

  少なくとも16.8万円よりは増額できる可能性は高いです。

  わかりました！
  ありがとうございます！

• 過失割合は交渉できるかも？

  過失割合について相談です。

  2ヶ月前、帰宅中に自宅近くのT字路で、私が直進中に右折車と衝突しました。
  私の車の前面が相手の車の側面にぶつかってしまった状態です。

  保険屋さんからは7対3、自分が3の方で提示されています。
  これは覆らないのでしょうか？
  どう話を進めるべきか教えてください。

  

  ご相談ありがとうございます。

  過失割合は交渉の余地がある可能性もあります。
  まずは過去の判例を元に適切と思われる過失割合を算定しますので、
  事故の状況を詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか？

  はい、よろしくお願いいたします。

  

  事故はお車同士でしたか？

  そうです、双方一般的な乗用車でした。

  

  わかりました。

  道幅は同程度でしたか？それとも、直進車側の方が広かったですか？

  直進車側（私側）の方が広かったように思います。

  

  一時停止の規制がされていましたか？

  いえ、なかったと思います。

  

  なるほど、覚えている範囲で構いませんが、
  相手方は急に飛び出てきましたか？

  

  それとも、明らかに先に進入していて、そのあとぶつかってしまいましたか？

  明らかに先に進入していた、ということはなかったと思います。

  出てきたのと同時くらいですかね…

  

  わかりました、お話を伺った限りでは「直進車側の道幅が明らかに広かった」ことを主張されると過失割合は80(相手):20(ご自身)が適切かと思われます。

  一方で、道幅が同程度、もしくは相手方が明らかに先に進入していたとなると、70(相手):30(ご自身)となる可能性もあります。

  ありがとうございました！
  80:20にならないか保険屋さんに話してみます。

  もし、相手が飲んでくれたら20%は自分で負担しなければならないということでしょうか？

  

  そうですね、基本的には合意した過失割合の分、自己負担することになります。
  （※自賠責保険など一部例外はあります。）

  わかりました！
  色々とありがとうございました。

※以上のやりとりは、実際の相談を参考にして作成された架空の内容であり、登場人物は弁護士浅尾耕平を除き架空の人物です。

なぜ、弁護士は慰謝料増額できるの？

通常、任意保険会社は自賠責基準、もしくは自賠責基準より少し上乗せした金額で慰謝料を算定します。しかし、弁護士はそれよりも高い基準で慰謝料を算定し交渉します。

自賠責基準と弁護士基準は
これだけ差が出ます

※骨折等の比較的重症、入院なし、週に1回程度の通院の場合で算定しています。

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